おいしい泡盛は、糖質ゼロでカロリーも低いと評判

泡盛は好きなんだけど糖質やカロリーが心配という方が多いようです。

確かに糖質やカロリーは摂取しすぎると生活習慣病になりやすく、時には重症になるとも言われています。

泡盛のおいしさはわかっているけど、太ることを考えると躊躇するかもしれません。

また痩せるためには甘いものを控えよう、お米を食べないようにしようなどネットだけでなく多くの雑誌などでも取り上げられています。

特に、危険と言われるのは「血栓」です。

血栓とは「血の塊」でこれができると血管内で血液の流れが悪くなったり、血栓がはがれて肺をふさがったりと色々な病気を招き、がんと同じくらいの死亡率とも言われています。糖質やカロリーの取りすぎは、やはり注意したいものです。

血栓は本当に怖い

数年前、筆者が大好きなバレーボールをやっていた時のこと、突然「バン!」と音がして、右足首が全く動かなくなりました。

スパイクを打とうとして飛び上がった瞬間、誰かが足首をもって飛ぶのをやめさせたのかと思ったのです。

しばらくその場を動くことができず、スタッフの車に乗せられて近くの病院に連れて行ってもらいました。診断は「アキレス腱断裂」とのことでした。

初めての体験でまさか自分がアキレス健を切るとは思ってもみませんでした。

すぐに右足の先から足の付け根まで石膏ギプスです。

このまま治れば不自由な生活がもとに戻ると信じていましたが、このあと2か月に近い療養生活になるとは思いもよりませんでした。

アキレス腱を切って10日後くらいの時、石膏ギプスの巻替え、つまり一度ギプスを取ってもう一度新しい石膏ギプスに巻き替えたときのことです。。

次の日から、呼吸が徐々に苦しくなって血圧も落ち、看護師だった母に症状を話すと、「今すぐ病院に行きなさい!あんた死ぬわよ」と言われ、近くの救急病院にタクシーで行きました。

すると症状が治まらず、ますます息ができなくなってしまったのです。

気が付くと、集中治療室でした。

担当医曰く「あと数時間遅れたら死んでいたと思います」と言われゾっとしました。

これはエコノミー症候群、いわゆる「肺塞栓症」だったのです。

左の肺は全く機能せず、右の肺も1/3程度しか機能していませんでした。

原因は、石膏ギプスを巻き替えたときに、ひざに血栓(血の塊)が溜っており、外した瞬間にその血栓が肺に飛んできて肺機能を低下させたのです。

その日から血栓との闘いが始まりました。右の肩に近いところからカテーテルを入れ、大動脈で血栓を止める治療を行い、血栓を溶かす点滴を数週間続けました。

一命をとりとめたものの、退院まで2か月かかりました。

血栓の恐ろしさをまさに身をもって体験しました。

前置きがかなり長くなりましたが、実は泡盛には血栓を予防する効果があるそうです。

血栓を予防する、つまり血栓溶解効果が確認されているのです。

血栓溶解効果とは、血栓を溶かす効果があるということで、日ごろ泡盛を飲みなれていると、動脈硬化や心筋梗塞になりにくいということです。

このほかにも泡盛には血栓を融解する酵素があり、血管が詰まることが少なくるといった効能もあるそうです。

ただ、筆者のように急性?の場合は当然別です。

いずれにしろ泡盛にはこうした健康にも役立つ効果があるということです。

ただ、飲みすぎてしまうと全く意味をなさず、アルコール中毒?になるかもしれません。

泡盛の糖質が気になる方へ

泡盛は糖質が高く、カロリーも高く太るのでは?と気にする人もいるかもしれません。筆者も泡盛は色々あるアルコールの種類の中では糖質が高いと思っていました。

しかし、泡盛は蒸留酒ですので、糖質は実はゼロです。

糖質を多く摂取すると生活習慣病と言われる糖尿病、高血圧、脂質異常症になりやすく、さらに複合的な病気としてメダポリックシンドロームとも密接な関係があります。

栄養学的に言ってもお酒と糖質は切っても切れない関係があります。

お酒を飲みすぎると太りやすいというのも事実です。

特にビールやワイン、日本酒のほか梅酒やカクテル系、マッコリなども糖質が多く含まれ、これらを飲むと「太る」というの言うのは当たっていると思います。

「ビールっぱら」という言葉も、きっとビールを飲んで太ってお腹が出た人を指していることでしょう。

特に一年を通して暑い沖縄では冷やしたビールがおいしく感じ飲む量も増え、肥満の原因になります。

しかし最近飲料系は、健康志向の高まりで糖質を気にする人も増え「糖質ゼロ」や「糖質〇%オフ」などを強調しているものが沢山でてきました。

肝心の泡盛ですが、前述したように糖質はもともとゼロなのです。

お酒は大きく「蒸留酒」と「醸造酒」に分かれます。泡盛は製造の段階で「蒸留」を行うため「蒸留酒」になります。

米麹(醪)を発酵させ、単式蒸留機で蒸留してアルコールを抽出します。

この工程で米麹(醪)に含まれている炭水化物は蒸発しないため糖質はゼロなのです。つまり泡盛は飲んでも糖質を摂取することはないのです。

もし、泡盛を飲んでも太るという人は「おいしいお酒」と「旨い料理」の組み合わせが原因でしょう。いくら泡盛が糖質ゼロでも「旨い料理」は糖質ゼロというわけにはいきません。太る原因は泡盛より「料理」ということになります。ですからお酒を飲んでも、ダイエットをしたいなら「料理に注意」が必要です。

泡盛はカロリーが高いのか?

糖質はゼロでもカロリーはどうなのか?ここが一番知りたいところでしょう。

同じ度数で考えるとお酒100mlのカロリーは196キロカロリー、泡盛はそれ以上かと思います。しかし、この数字を単純に比較することはできません。日本酒を水割りで飲む人はそう多くないでしょう。逆に泡盛をストレートで飲む人もほとんどいません。

つまり泡盛は日本酒と同じ度数でも水割りにして飲むことから単純にカロリーを考えても明らかに日本酒よりは低いのです。

泡盛の飲み方は圧倒的に水割りです。ですから深酒をしない限り、カロリーは少なく、ダイエット中で飲みたいお酒が飲めない人でも食中酒でも心配しなくてもいいでしょう。

泡盛を飲むだけでは、糖質ゼロに加え低カロリーです。泡盛は水割りでしか飲みません。

実際に私は、泡盛をストレートやオンザロックで飲むということを考えたこともありません。たまにはクラッシュアイスで泡盛を楽しむこともありますが、やはりスーパーで売っているようなおいしい氷より、冷蔵庫で作ったオーソドックスな氷が一番あっているように思います。

それなのにお腹が出始めている自分の体形を見ると、料理はほどほどに・・・がダイエットには一番の効果ではないでしょうか?

筆者

大竹祐司(おおたけゆうじ)ラジオ沖縄アナウンサーから東京のラジオたんぱに移籍。その後インターネットアナウンサースクールを設立し、現在講師をしている。沖縄に戻り、県内企業を中心に「金のなるホームページ制作」、コピーライター、地元FMのパーソナリティを努めている。根っからの泡盛通。